黒電話で予約

予約と入店のスマートな振る舞い

著者: hik

なぜ「たった1本の電話」が、あなたの夜を格上げするのか

バーに慣れていない方から「バーって予約してもいいの?」と聞かれることがありますが、答えはYESです。
むしろ、強くお勧めします。

バーテンダーも一人の人間です。
休憩を取るタイミングや、翌日の仕込みに追われている時間もあります。
何より、オーセンティックなバーには「毎週○曜日の○時」と席を予約されている常連様もいらっしゃいます。
予約なしで訪れ、希望のカウンターが埋まっていてテーブル席へ……という残念な結果を避けるためにも、事前の一報がスマートです。

「5分前」の気遣いが、おもてなしの質を変える

たとえ直前であっても、「今から3名、空いていますか?」と電話を一本入れるだけで、バー側の受け入れ態勢は劇的に変わります。


また、現代のバーでは顧客管理がデータ化されていることも多く、予約をすることであなたの名前や好みが記録され、次回来店時にスムーズな対応を受けられるというメリットもあります。

電話予約

注意したいのは、「俺だよ、これから行くから」という名乗らない電話。
超常連様ならいざ知らず、現場の若手スタッフにとっては、誰かわからないまま受けてしまい先輩に報告できない……という、非常に困る(そして怖い)状況を作ってしまいます。


スマートな大人として、名前はしっかり伝えましょう。

カウンター希望でも、3名以上なら「まずはテーブル」が鉄則

「バーといえばカウンター」というイメージがありますが、3名以上で訪れる際は、まずはテーブル席を選ぶのが粋な振る舞いです。

実はこれ、提供スピードに関係しています。
カウンターの場合、基本的には一人のバーテンダーが一組のお客様と向き合いますが、テーブル席であれば複数のスタッフが連携して一斉にファーストドリンクを作れるため、お待たせする時間が短くなります。

まずはテーブル席でゆったりと一杯目を楽しみ、おつまみが揃い、カウンターに空きが出たタイミングで「移動してもいいですか?」と声をかける。

3人で乾杯

この余裕こそが、バーテンダーとの良い関係性を築く第一歩です。