
3名以上は「テーブル」が粋。グループ利用で一目置かれるスマートな振る舞い
|著者: hik
カウンターの限界は「3名」まで
バーのカウンターは、本来バーテンダーと一対一で向き合うための場所。
複数で訪れた際、カウンターに並ぶのは3名までと心得ましょう。
それ以上の人数になると、両端の人の会話が中央の人を通り越して飛び交い、居心地を損ねるだけでなく、物理的におつまみも取りづらくなります。
4名以上なら、迷わずテーブル席を選ぶのが「大人の余裕」というものです。
注文は「まとめて」よりも「順番に」
「アレキサンダーが3つ、マティーニが2つです!」と代表者が一気にまとめると、親切なようでいて、実はサービスのリズムを乱すことがあります。
ホテルのバーテンダーやウェイターは、「誰がどのカクテルを頼んだか」を完璧に記憶して提供することが当たり前です。
「アレキサンダーはどなたですか?」と聞かずにスッと目の前に置くのが私たちの仕事。
ですから、焦らず一人ずつ順番に注文を伝えてください。
ただし、おつまみに関しては別です。
最初はドライスナックなどを代表者がまとめて数皿頼み、場の空気が落ち着いてから個別の料理を注文すると、テーブルの上が煩雑にならずスマートです。
会計は「一括」が絶対の掟
一番避けてほしいのは、レジ前で小銭を出し合う個別会計です。
他のお客様を待たせてしまうだけでなく、バーテンダーを長時間キャッシャーに縛り付けてしまいます。
会計は必ず代表者が一括で行いましょう。千円単位でざっくり集めて、余りは次の店へ。
その「どんぶり勘定」の潔さこそが、バーの雰囲気に馴染みます。

音量と乾杯の「品格」
- 声のボリューム:
複数だとどうしても声が大きくなりがちですが、バーは静寂を楽しむ場所でもあります。
カウンター越しにバーテンダーに声が届く程度の「半径1メートルの会話」を意識しましょう。 - 乾杯は「当てない」:
テンションが上がってグラス同士をカチンとぶつけるのは厳禁です。
薄張りのような繊細なグラスはそれだけで割れることもあります。
目の高さまでグラスを上げ、目配せで乾杯する。これだけで「通」に見えます。
