バーでサシ飲み

新社会人へ贈る「飲み会」の真実。なぜ私は、最短でプロになるために「誘い」に乗ったのか

著者: hik

新社会人の皆様、おめでとうございます

4月。新しいスーツに身を包み、希望と不安を胸に第一歩を踏み出した皆様、本当におめでとうございます。
これから皆さんの周りでは、歓迎会や親睦会など、さまざまな「飲み会」が開催されるでしょう。
最近では「参加は自由」「ハラスメント防止」といった観点から、開催自体が減っているかもしれません。
若い世代の方の中には「なぜプライベートの時間を削ってまで参加するのか?」と疑問を持つ方も多いはずです。

昔ながらの「気遣い」の場

私が新人だった頃の飲み会は、いわゆる「縦社会」の象徴でした。
先輩のグラスの空きを察し、料理を取り分け、気を遣い続ける。
今の価値観で見れば「古臭い」「行きたくない」と思われても仕方のない文化です。
しかし、私はあえて積極的にそこに参加しました。
なぜなら、そこには「プロの職人」として最短距離で駆け上がるための、大きなメリットがあったからです。

メリット1:最強の「バックアップ」を手に入れる

仕事は一人で完結するものではありません。
特にプロを目指すなら、今の自分には少し難しい「挑戦的な仕事」に挑む必要があります。
当然、失敗のリスクも伴います。 その失敗をフォローしてくれるのは誰でしょうか?
それは上司や先輩です。
普段からコミュニケーションを取り、信頼関係がある部下と、全く素性の分からない部下。
あなたが上司なら、どちらに「失敗を恐れずやってみな」と背中を押すでしょうか。
飲み会は、その「信頼の貯金」を作る場でもあったのです。

メリット2:自分の「取扱説明書」を渡す

最近のリーダー層は、実は若手に「臆病」になっています。

「強く指導して辞められたらどうしよう」
「仕事を任せすぎてキャパオーバーにならないか」

だからこそ、お酒の席で自分の思いを伝えるのです。

「私は早くカウンターに立ちたい」
「もっと厳しい仕事に挑戦したい」

自分の「期待値」や「許容範囲」を共有することで、上司はあなたに最適な仕事を振りやすくなります。

上司の考え事

メリット3:話を聞いてほしければ、まず聞く

「上司が分かってくれない」という悩みは多いですが、相手を理解せずに自分を理解してもらうのは難しいものです。
私は、先輩がどんな思いでその技術を磨いてきたのか、まず徹底的に聞きました。
相手を尊重し、理解した上で「次は私にやらせてください」と伝える。
この順番こそが、プロとしてのチャンスを掴む鉄則です。

結論:あなたが「どうありたいか」

飲み会は絶対ではありません。
お酒が飲めなくても、他の場でコミュニケーションが取れるならそれでも良いでしょう。
ただ、私は一刻も早くプロとして認められたかった。
だからこそ、お酒の席を利用して、先輩の経験を盗み、自分の熱意をアピールしました。

「早く成長したい」「出世したい」「面白い仕事がしたい」

もしそう思うなら、飲み会を単なる「拘束」ではなく、自分のキャリアを加速させるための「投資」として捉え直してみてはいかがでしょうか。

積極的な会話