
桜香るノンアルコール・ジントニック。プロが教える「水っぽくさせない」シロップ活用術
|著者: hik
グラスの中に春を呼ぶ
春の訪れとともに、バーのバックバーに並び始める「サクラシロップ」。鮮やかなピンク色と独特の甘い香りは、ノンアルコールカクテル(モクテル)においても主役級の存在感です。 しかし、このシロップを使いこなすには、プロならではの「計算」が必要です。

サクラシロップの「罠」と解決策
「Monin サクラシロップ」をはじめ、多くの桜シロップは非常に豊かな香りが特徴です。
しかし、注意したいのは、
「香りは強いが、液体のボディ(味の濃さ)はそれほど強くない」
という点です。
単にトニックウォーターで割るだけでは、香りは良いのに後味がどこか「水っぽい」仕上がりになりがち。
そこで、全体の骨格を補強するパートナーが必要になります。
hik流:柚子(ユズ)とのマリアージュ
私がよく使っていた手法は、「柚子」との組み合わせです。
桜の繊細な香りに、柚子の和の酸味とわずかな苦味を足すことで、アルコールが入っていなくても「しっかりとした飲み応え」が生まれます。
【Spring Sakura Gin Tonic (Non-Alc) Recipe】
- サクラシロップ: 15ml
- 柚子ジュース(または柚子シロップ): 5ml〜10ml
- レモンジュース: 5ml(全体の引き締め)
- トニックウォーター: 適量
- (お好みで)ジュニパーベリーのエッセンス: 少々

作り方のコツ
- グラスにシロップと果汁を入れ、氷をたっぷり満たしてしっかりステア(混ぜる)します。
- 冷えたトニックウォーターを静かに注ぎ、炭酸が逃げないよう一度だけ縦に混ぜます。
- 最後に、もしあれば桜の塩漬けを水にさらして飾り付けると、より一層春の情緒が高まります。
ジンの香りを代用する「ジュニパーベリーの香り」と、柚子の清涼感。そこに桜の香りが重なることで、複雑で多層的な味わいのノンアルコール・ジントニックが完成します。
お酒を控えている時でも、この一杯があれば春の夜を豊かに過ごせるはずです。
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